オープンセサミ

医学生が心の扉を解放して書くブログです。ゲーム、読書、勉強などなんでも書きます。ふざけた記事を量産したい。

カメムシと俺のバトルが開幕した

カメムシと俺

 

最近カメムシに付け狙われている。

事あるごとにカメムシを見かける。

 

俺は虫が嫌いなわけではない。どちらかというと好きな方である。

小さい頃はカブトムシを飼っていた。毎日ゼリーを与え可愛がっていたが、夜中に脱走した。母親が夜中探す羽目になり、その後カブトムシを飼うのは禁止された。どこにいるかわからないカブトムシを探して家中をひっくり返す羽目になった母親には同情を禁じ得ない。

 

またムシキングも大好きだった。じゃんけんで戦うという斬新なアイデアとカッコいい虫たちに憧れていた。ショッピングセンターのアーケードゲームをやりたくて仕方がなかった。だが、アーケードゲームで遊ぶという概念がなかった俺の両親に「ムシキングをやりたい」ということが出来ず、俺の「ムシキング人生」はそこで終わった。

 

NARUTOのキャラクターではシノが好きだったし、ポケモンではデンチュラが大好きだ。

 

そんな俺が、カメムシを嫌いになりそうだ。

あいつらはどこにでも現れる。洗濯物を取り込めばTシャツの裏にそいつがいる。朝起きてカーテンを開けると網戸にあいつがいる。そして、夜には天井にやつが出る。

 

一体何なんだ。

 

こんなにも虫が大好きな俺に嫌がらせの様に寄ってくる。飼い犬ならぬ飼い虫に手を噛まれた気分だ。

別に見た目が怖いとか臭い匂いが嫌だというわけではない。見た目もキュートだし、匂いも臭いとは思うが別に拒否反応を示すほどではない。嗅覚は人間の五感の中で一番慣れるのが早い。匂いだけなら困りはしない。

ただ、突然現れるのだけはやめて欲しい。いきなり襲来してくるのは勘弁して欲しい。

 いつ、どこから出てくるかわからないカメムシに怯える日々を過ごしているのだ。

今になってカブトムシを夜中探し回った母親の気持ちを理解した。


もしかしたらカメムシに好かれてしまったのかもしれない。俺が虫を好きすぎるあまり、カメムシと両思いになってしまったのかも。


いつまでも家をカメムシに占拠されてる訳にもいかないので、何か対策を考えよう。

このままだと家の服や物がカメムシ臭を発し始めて、カメムシ男と名付けられてしまう。


妖怪「カメムシ男」


そいつが近くにいるだけで周りは異臭に包まれる。

そいつの匂いは周りに拡散し、周りの人間をカメムシ臭に染め上げていく。

カメムシ臭人間が街中に溢れかえり、日本、そして世界がカメムシ臭になる。

人類は強烈なカメムシ臭になれ、強烈なカメムシ臭になれた人類は他の匂いを感じとることが出来なくなる。

匂いを楽しむ文化は消え、味も感じ取りにくくなる。


カメムシ臭がしたらご注意を。

カメムシ男が迫っているのかもしれない。