オープンセサミ

医学生が心の扉を解放して書くブログです。ゲーム、読書、勉強などなんでも書きます。ふざけた記事を量産したい。

肝機能を改善するためのお酒の飲み方

みなさんの肝臓は大丈夫ですか?

美味しいお酒を飲み過ぎて健康診断で肝臓が悪いと言われたことのある人もいることでしょう。
今回はそんな肝臓病の危険性がある人に読んで欲しい一冊を紹介します。

「肝機能を自分でらくらく改善する本」監修:泉 並木

この本は武蔵野赤十字病院の院長である泉並木先生が監修されており、肝臓の役割から肝臓の機能の改善方法、さらには最新の肝がんの治療法まで詳しく説明されています。
 
肝機能を改善するためのお酒の飲み方や食事、生活についてまでわかりやすく書かれているため、医学を学んでいない人でも実践しやすい内容でした。
 
 
ここからは自分が読んでみてどんなことを学べたかを簡単に記していきます。



肝臓が悪いと言われたって、血液検査の結果もよくわからないし信じられない。

この本では血液検査で肝臓の機能を評価する項目について詳しく解説してくれています。
ALT、AST、γ-GTP等々。
それぞれが一体何者なのかや、その値を見るときの注意点を学ぶことができます。

また自分で肝機能をチェックする方法も載っているため、不安な方はその場で確認してみることもできます。

肝臓の機能を改善するためにどんな食事にすればいいの。

肝機能を改善するためには1日3食の栄養バランスの取れた規則正しい食事が大切です。
どんな病気に対してもこれは変わりません。
 
しかしこの本ではそこからさらに1歩踏み込んでビタミンや鉄分食物繊維にも言及しています。
それぞれがどのような役割を果たすのかや、それが多く含まれる食品も書かれているため、自分の食生活を見直すことが出来ます。
 
この本を読んで自分の食生活に野菜が足りないと感じた方は初めての1人暮らしで野菜を摂ろう「野菜がおいしくなるレシピ」の記事で紹介した本も読んでみてください。
 

肝臓の機能は気になるけどお酒も飲みたい。

皆さんが一番気になるのはここでしょう。
肝臓をいたわりながらお酒を楽しむためには、自分の適量を知り、それを守ることが大切です。
日本酒なら2合、ビールなら大びん2本、ウィスキーならダブルで2杯です。
これは一般的な基準であり、遺伝的な体質で自分の適量は変わってきます。
 
このようなお酒と肝臓についての知識がわかりやすく書かれています。
他にも2日酔いにならない飲み方や2日酔いになった時の肝臓にやさしい解消法も載っています。
お酒を飲む前に食べると良いものや肝臓を守るおつまみについて等、お酒が大好きな人は是非とも知っておいてほしいことが解説されています。
 

最後に

この記事では血液検査、食事、飲酒についてしか書きませんでした。
この本ではまだまだ肝臓の働きや肝がんの治療など、知っていると得することが沢山載っているので、是非読んでみてください。


また、自分は「部屋の扉」(@Heya_no_tobira)というツイッターアカウントも運営しているので、この記事を気に入ってくれた方は是非フォローしてください。