オープンセサミ

医学生が心の扉を解放して書くブログです。ゲーム、読書、勉強などなんでも書きます。ふざけた記事を量産したい。

読書

免疫学を学びたい人におすすめの本3冊

2018/10/1、本庶佑先生がノーベル医学・生理学賞を受賞されたことがニュースで取り上げられました。本庶先生は細胞障害性T細胞に発現している抑制タンパク質である「PD-1」を発見し、がんの「免疫チェックポイント阻害薬」の開発に大きく貢献したとしたとい…

肝機能を改善するためのお酒の飲み方

みなさんの肝臓は大丈夫ですか?美味しいお酒を飲み過ぎて健康診断で肝臓が悪いと言われたことのある人もいることでしょう。今回はそんな肝臓病の危険性がある人に読んで欲しい一冊を紹介します。 「肝機能を自分でらくらく改善する本」監修:泉 並木 この本…

京大教授の時間術~効率的な仕事と充実した余暇を過ごすために~

「一生モノの時間術」鎌田浩毅 この本は京大理系の人気教授である鎌田浩毅が科学者としての時間の使い方を教えてくれる本である。 効率的に仕事をして充実した余暇を過ごすことで知識や見聞が広がり、人間的魅力も伴うようになる。 そのための様々な時間術が…

日本人の優れた知恵「梅干しと日本刀」樋口清之

「梅干しと日本刀 -日本人の知恵と独創の歴史」樋口清之 この本は日本人の文化がいかに諸外国に類を見ない優れたものであるかを検証した本である。日本人の自虐史観を憂いた著者は、日本と欧米との自然対応の姿勢や事実認識の方法、そしてその表現の様式の…

うつ病になった精神科医が教えるうつ病の暗闇の世界

泉基樹「精神科医がうつ病になった」 うつ病で自殺した親友への贖罪の意識から精神科医になった著者泉先生が体験した「うつの暗闇の世界」。 その発病から完全復職に至るまでを克明に綴り、多くの共感を呼んだ感動の手記である。 うつ病を含む精神病への偏見…

結婚とは~黒田健司「ウェディング・ドレス」~

何を信じればいいのかわからない 何かが食い違っている。半分も読まないうちにそう感じ出す。どちらも嘘はついていないと信じたい一方で、どちらかが嘘をついていると感じてしまう。自分はSF小説を読んでいるのか、これはパラレルワールドの話ではないのか、…

~Anotherにはまった人必見!十角館の殺人~綾辻行人

ー僕にとって推理小説とは、あくまでも知的遊びの一つなんだ。ー 新本格推理小説の金字塔、「十角館の殺人」の名言である。「十角館の殺人」を読み直してみて、改めて推理小説の楽しさを知った自分は、その勢いでブログに書きなぐっている。新本格ブームを巻…